2005年08月22日

重いコンダラ試練の道を

「コンダラ」をご存知だろうか?
名称を知らなくても、モノ自体はお馴染みのはず。主に野球部などで用いられている、グラウンド整地用ローラーと言えば理解していただけるのでは。

モノは日本人にとってお馴染みのものにもかかわらず、その名称は一般にはあまり知られていない。野球部その他のグラウンドを使う運動部に所属していた経験がある人でも、「地ならし用ローラー」など適当な呼び名でお茶を濁しているのが普通なのでは。

このように何故か名称だけはメジャーではないコンダラだが、その歴史は意外と古い。
日本コンダラ製鉄株式会社の解説がよくまとまっているので、参考にされたい。どういうわけか、「先行者」がサイト内の随所に現れるが、細かいことは気にしないように(笑)
この解説によれば、その起源は1世紀頃のガンダーラ地方にまで遡るとある。当時のコンダラには般若心経の原型となる経文が刻まれていたらしく、おそらくは僧侶達の修行の為に用いられていたのではないかと推測される。地ならしに使えるほどの重量を持つコンダラを曳くという行為は大変な重労働であったに違いなく、また起伏の激しい地形を越える場合には、道を踏み外して転落するといった生命の危険をも伴うような荒行だったであろうことは想像に難くない。

このコンダラがどのような経緯で現代の日本の部活動に導入されるに至ったかは諸説あるようだが、1960年代末頃に放映になったアニメ「巨人の星」によるところが大きいとの説が有力だ。主題歌の歌詞の一節に「重いコンダラ試練の道を」とある。おそらくはこのアニメの1シーンでコンダラを曳く描写があり、ヒントを得た野球部の顧問にトレーニングとして取り入れられ、普及していったのだろう。

名称が普及しなかった点については、前述の主題歌の一節が歌われる箇所での描写は、コンダラではなくて砂を詰めたタイヤを曳いているシーンだったために、モノ自体と名称は結びつけられることなく今日に至ったとする説が有力である。
当時の制作スタッフにその後のコンダラ普及を予測しろというのは酷な話だとは思うが、件のシーンを砂タイヤではなくてコンダラを曳く描写にしておけば、今日の混乱は生じなかったのかもしれない。




(注) 上記はあくまでもネタなので、くれぐれも真に受けたりしないように(笑)

参考: Wikipediaによる解説
posted by cesare at 00:12 | ネタ
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