2007年10月03日

はなうたどっどこむ

合宿ネタとかでも何度かご紹介したわくわくオープンラボ(以下わくラボ)から第一弾のサービスをリリースしました。タイトルをどうしても思い出せない歌を鼻歌で録音すると、それを聴いた人が誰の何というタイトルの曲なのか教えてくれるというコンセプトで、その名も「ハナウター.com」。・・・そのまんまやんか、というツッコミはご容赦くださいませ。

ポイントとしては、SkypeのAPIを使ったところでしょうか。当初はSkypeではなくて、電話をかけて歌うという体裁だったのですよ、これが。でも、それじゃ遠方の人は参加しづらいし、何か良い方法ないかなー、と延々3秒ばかり考えて思いついたのが「Skypeなら電話料金要らないじゃん」という、ある意味で安易な発想。じゃあ、ほんとに実現できるかどうかやってみようではないか諸君、ということで山籠りなどして実験してみたら、あっさりできちゃいました、と。まぁ、その後かくかくしかじかで紆余曲折を経ながらも、ようやくリリースに漕ぎ着けたという次第なわけです。

モノ自体は、特定のSkypeIDを呼び出して録音、確認フェーズでコメントも付けて確定させればblogエントリーとして公開される、と至極シンプル。制作の過程で、鼻歌録音以外にもいろいろと使い道はあるんじゃない?と気付くのは自然な成り行きというものでございます。合宿も佳境に入って燃料(アルコールとも言う)を補給した開発メンバー(酔っ払いとも言う)3人で「これ、売れるんじゃね?」「いくらで売ろう?」とか好き勝手なことを言ってたのは内緒です。

まぁ、そんなこんなで「サービス」として無事に(?)世に送り出すことができたわけなんですが、ここまでの道のりを振り返ってみてふと思うのが、少なくとも「モノを作る」というところまでの敷居はかなり低くなったな、と。ここまでに費やしたコストを考えてみると、ミーティングとか合宿に参加するための費用少々、サーバーをレンタルする料金が少しばかり、本業を押しのけて確保した時間が数十時間、アイディアと創造性が飛び交う時間 = pricelessというところ。どう考えても、力一杯遊んでた時間と経験で、その他の出費の元が取れてます。

おそらく、わくラボに限らず、今後もこの手の「大真面目に遊んでみる」タイプのグループが他にもいろいろ出てくると思う。願望ですが。webサービスはもう、ちょっとした知識とアイディアを持っていれば誰でも立ち上げられる世界になってるんじゃないかと。そこからちょっとだけ先のことを考えてみるわけです。もし、この手の小規模プロジェクトを主戦場にするフリーランサーとして活動するとすれば、生計を立てられる見込みはあるか?企業が主導する従来型のwebビジネスが生き残る方法は?仕事って、本業ってどうあるべき?などなど。僕自身でも結論が出せてないテーマですけどね。

と言いつつも、いろんな意味で実験的なこのプロジェクトに当事者として関われたことは貴重な体験でした。先に述べた通り、priceless。ひょっとすると次の時代を先取りしてるんじゃないかとか不遜なことも考えながら、でも次の10年はこんな活動で日々の糧を得られるようになるといいなーとか考えながら、でもそれってほんとに上手くいくのかな?とか不安にも思いながら、次は何をしでかしてやろうかと企む今日この頃です。

posted by cesare at 23:34 | その他
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