2005年06月26日

焼酎に嵌る

商売柄、部屋に閉じ篭っていることが多くて、なかなか外部の人との繋がりを持つ機会というのは少ないのが現状なのだけど、たまたま仲良くなったのが宮崎出身の人。

宮崎と言えばなんだろう?と考えて、とりあえずの話のきっかけに「お勧めの美味しい焼酎があったら教えて?」と訊いてみたところ、当人の専門分野にヒットしたようで(笑)、いろいろと詳しく聞くことができた。その中に「これは滅多に見かけないんだけど」という前提付きで教えてもらった銘柄がある。根が天の邪鬼なこともあって、「レアものと言われれば探してみないわけには行くめぇ」とばかりに、一緒に教えてもらった他の銘柄はそっちのけで探してみたら、案外簡単に見つかった。名を「白麹旭萬年」と言う。

これ以前には焼酎なんてほとんど縁がなく、正直言うと、安酒という偏見があって、日本酒より一段下に見ていたのは確か。が、こいつのおかげで全てが変わった、というのは大袈裟過ぎか(笑)
まず、栓を開けた瞬間に立ち昇ってくる、明らかにそれと判る芋の香り。これはまだ想定の範囲内。モノが九州地方の出身だけに、かなり癖の強い口当たりを予想したのだが・・・。一口呑んでみて、そんな先入観はどこかに消えてしまった。とにかく甘くまろやかに角の取れた丸い感じの味で、アルコールが入っていることを忘れそうになるぐらい。他の種類の酒に喩えるなら、グアテマラの銘酒「ロン・サカパ・センテナリオ」に匹敵するぐらいだ。但し、あれに比べれば甘さはかなり控えめだが。香りの方はと言えば、意外なほどしつこくなく、ほんのり甘藷の気配が漂う程度であっさりと退いていく。この控えめさ加減が功を奏しているのか、また次の一口が欲しくなって杯を重ねる次第。この効果を狙って作っているのだとすれば、まさに「思う壷」状態かもしれない(笑)

聞けば、ここしばらく「焼酎ブーム」だったらしい。興味がない頃は全く気にもしていなかったが、このグレードのモノに出会えれば、はまるのも解る気がする。この手の微妙な風味は日本人ならではの好みと感受性に訴える部分が多いのかも知れないが、巧くアピールすれば海外でも評価されるのではないか。ダメもとで紹介してみてはどうだろ?

というわけで、何が言いたいかと言うと、今日も良い感じにほろ酔い気味だということだ(笑)

posted by cesare at 01:05 | 食い道楽
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