2007年05月07日

livedoorがOpenIDに対応

認証API自体を公開したのが、ついこの前の4/19のこと。Yahoo!とかDiggあたりが次々とOpenID推進の方向性を打ち出していく中で、敢えて独自仕様のAPIを選択したのは、あくまでもユーザーを自社サービスに囲い込む戦略を取ったものだと思っていたのだけど、どうやら違ったらしい。一か月も経たないうちにOpenIDにも対応してしまった。仕事が速い。て言うか、連休明けなんですけど。ひょっとして中の人の皆様は休日返上ですか?

が他の認証APIと異なるのは、公開仕様に準拠していれば誰でも認証プロバイダーになれる点だ。つまり、livedoorと(仮に)Yahoo!が共にOpenID準拠の認証APIを提供している状況だとすると、OpenIDを使うサービスは、livedoorかYahoo!のどちらかにユーザーアカウントを持っていれば、すぐに利用できることになる。逆にOpenIDプロバイダーの立場からすると、「このサービスを使いたいなら、うちのユーザーアカウントを取ってね」という囲い込み的な戦略は取りにくくなることを意味する。

そういう傾向があるので、livedoorのような多くの既存会員と豊富なコンテンツを持つサービスプロバイダーとしては、OpenIDを採用するというような開放的な戦略に踏み切るのは難しいのかな、と思っていた。規模の大きい会社だと、偉いおぢさま方を説得するのも大変だろうし。それだけに、livedoorの決断は意外な印象。だが、それと同時に、規模も大きく知名度も高い会社だけに、インパクトと業界全体への影響もかなり大きいのではないか。おそらく大手プロバイダーはOpenID対応が必須になるだろうし、そうなるとビジネスのやり方自体が変化してくるのでは。面白くなってきた。

posted by cesare at 22:37 | 技術関連
この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/41091013
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。