2007年04月08日

I got two turntables and a microphone

の追加公演に行ってまいりました。

開演時間から30分近く待たされた挙げ句に、スタートは「Loser」から。いきなり反則じゃないかい?そりゃ。ステージ後方ではミニチュアのステージが作ってあって、出演メンバーを模した人形劇が同時進行。その様子は後方のスクリーンに映されるという演出で。しかもこの人形劇が、ステージ上の本物の動作を忠実に再現するようになっている。歌詞に合わせて口を動かしたり、リズムに合わせてギター弾いたり。たまにカメラ目線になるという芸の細かさ。これじゃ主役が人形の方みたいじゃないか。それでいいのかよ。

曲の方は、「Odelay」あたりのちょっと古めのものから最近のものまで織り交ぜて。ヒップホップ風のリズムを主体にして、ソウル系のピアノが顔を出したりギターの轟音が割り込んだりと、相変わらずのゴッタ煮状態。とりあえず音の出るものなら何でもOKという、底抜けのいい加減さが絶妙なグルーヴを醸すあたりがBeck節の真骨頂というところでありましょうか。メンバーもメンバーで、アフロ頭のソウルフルなブラザーがベースを振り回して煽ってるかと思えば、見た目60年代サラリーマン風(?)な兄ちゃんが妙にテンションの高いタコ踊りで右へ左へ行ったり来たり。見せ方にも手を抜かないBeck先生であります。

ひとしきり盛り上げたところで、本編終盤にアコースティック弾き語りコーナーに突入。Beck一人で歌う後ろで、スタッフがなにやら椅子だのテーブルだのを持ち込み始める。何事?と思っているうちに他のバンドメンバーが着席して、何故か食事が運び込まれる。Beck先生、横で熱唱中。メンバーは食事しながら談笑などしておられる。なんじゃその演出は。とか思ってたら、曲に合わせてフォークやスプーンで皿とかグラスとかを叩き始める。なんかリズムが見事に決まってたりするから凄い。しかもこの様子を、後ろの人形劇部隊がきっちりフォローしているから恐れ入る。ちゃんとテーブルがセットされてメンバーの人形がグラスを叩いているという念の入れよう。なんじゃその演出は。

そんなこんなで本編終了。さてアンコール、と思ったら後方のスクリーンで先程からお馴染みのメンバー人形たち演じるショートフィルムが上映されるから油断できない。Beck人形さんがゴジラさながらに口から火を吹きながら街中を荒し回るという果てしなくおバカな内容に感動の涙を禁じ得ません。誰か奴を止めてやってください。そんなフィルムもそこそこにスクリーンの映像は切り替わって、アンコールに応えてステージに戻ってくるバンドメンバーの・・・じゃなくて人形劇部隊の姿が。人形のくせにカメラを意識してアピールなどされておられる始末。というわけで、ステージには人形たちとバンドメンバーが戻ってくる。のは良いとして、クマの着ぐるみが2匹ばかり混じってるのは何故だ。なんじゃその演出は。

という、おもちゃ箱をひっくり返したようなライヴでありました。笑い疲れた。

posted by cesare at 23:59 | 音楽
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